新刊案内 2016年2月下旬発売予定

稲生 勝(岐阜大学) 著

自然弁証法の可能性

四六判上製 180頁 本体1500円

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主要目次

はじめに― ― 自然弁証法の問題提議

第1章 近代的自然観の展開と問題点
 第1節 近代とは?
 第2節 中世的自然観から近代的自然観
 第3節 形式論理学から力学的自然観へ

第2章 「動かされる自然」の隘路 ― ―「ラプラスの悪魔」
 第1節 カントの解答? 
 第2節 ヘーゲル― ― エンゲルスの「必然性の認識に基づく人間実践」

第3章 現代の自然観と自然弁証法
 第1節 不可逆性の科学
 第2節 システム形成
 第3節 生物進化論 ムム 非ダーウィン主義進化論の展開
 第4節 宇宙進化の可能性

第4章 求められる自然観
 第1節 自然弁証法の現代的意義
 第2節 「循環型社会」の自然のおける基礎
 第3節 自然の循環系と資本主義の矛盾

補論 科学と技術
 第1節 人類にとっての認識の価値
 第2節 技術論としての人間中心システム

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