2012年11月8日発売  

創風社編集部編

 震災の石巻 ―― 再生への道

46判並製 264頁 本体1200円

ISBN978-488352-195-1

2/11に河北新報に書評を掲載されました。

発売中 

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 まだ十分に明らかになっていない石巻市の周辺 牡鹿半島、北上町、女川町、河北町の被害と再生の状況はどうなっているのか、そして石巻地方全体の再生への課題を現地の生の声でまとめる。

序文にかえて

被災地に 二度めの冬が来る
壊れた街は まだ更地のまま……

人々は故郷の記憶を胸に
懸命に 再生へと 向かう

復興事業は 住民を置きざりにして
利権の風が
列島を 吹き荒らす

今 被災地に 必要なこととは……
住民が生きるために
大切なこととは……

再び人々の言葉で 本を編む

希望のために

二〇一二 秋



1 被災地が求める復興とは(庄司捷彦)
2 金華山で遭遇した3.11の大惨事(今井壮)
3 東日本大震災に遭遇して(櫻井史朗)
4 牡鹿半島荻浜のあの日(門岡隆章)
5 震災歌集――地震津波物語(佐藤成晃)
6 危なかった女川原発(高野博)
7 ライフ in 仮設住宅(鈴木成夫)
8 来た道と行く道の間で(佐々木裕子)
9 大震災を経験して私は歌う(佐々木梢)
10 その時,大川・尾崎は……3.11から学んだこと(浜畑幹夫)
11 詩――あの日から(千葉直美)
12 脱水状態をのりこえ,生還(高松英博)
13 仮設住宅の日々(後藤庄三郎)
14 2つ震災を経験し,元教師として考えること!(菊池英行)
15 震災川柳(飯田利道)
16 『被災地に咲く花たち』のポストカード(三浦エミ子)
17 よみがえる石巻―被災者本位の復興を考える(相澤弘毅)

本の検索参考:『震災の石巻―そこから』

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