小西正保著
わたしの出会った作家と作品

――児童文学論集―― 

安房直子 安房直子の独自な幻想世界
     『天の鹿』にふれて――死者との対話
     童話であって童話をこえるもの
     「小夜の物語」=「安房直子の物語」
     安房直子さん、追想

安藤美紀夫 『でんでんむしの競馬』小論――安藤美紀夫における「和解」
石井桃子  石井桃子論
      石井桃子作品のユーモアについて――「山のトムさん」を中心に
     『ノンちゃん雲に乗る』のノンちゃん像について 
     『子どもと文学』の波紋 
今西祐行 耕す人、漁る人、そしてものを書く人
大石 真 大石童話を支えるもの――貴重な編集者体験
川村たかし 『凍った猟銃』について
     『北風にゆれる村』について
菅 忠道  歳々年々人不同――菅 忠道氏追悼
斎藤隆介 『ベロ出しチョンマ』について 
     『ゆき』について 
     『ちょうちん屋のままっ子』について
     質の高さをみずから証す斎藤文学
     斎藤文学を一筋に貫くもの
     斎藤隆介と滝平二郎 
     斎藤隆介(作家カタログ)
     斎藤隆介氏の死を悼む
須藤克三  山形文化運動の巨峰
たかし よいち  たかし よいち氏の壮大な世界
     たかしょいち氏のもう一つの才能を示す創作集
千葉省三 千葉省三の童話と現代
坪田謙治  坪田民話雑感
     譲治童話の構想力
     譲治文学の(暗い目)について
長崎源之助  〈不易流行〉の長崎文学
花岡大学  花岡文学の特異性――その「狂気」について
     至福の世界――「すぼうの木」にふれて
平塚武二  平塚武二諭
堀尾青史  賢治の軌跡を追った人
松谷みよ子  「ちいさいモモちゃん」のひみつ――松谷みよ子小論
宮川ひろ  「るすばん先生」 小論
椋 鳩十  峰のみに夕日残れり遠き日の…
     遠花火消ゆるあたりは…
     こわかった椋先生
山本和夫  いのちなりけり――山本和夫の詩について
     十字架を負った詩人――人と作品
山本真理子  『広島の姉妹』について――母親としての熱い思い
与田準一 与田準一論
     あとがき

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