哲学4

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唯物論と観念論―唯物論「改作」にたいする批判的覚書―  池田昌昭著 
360頁 四六判上製  本体2500円 ISBN4-915659-94-1 →目次詳細

「再生」や「探究」が真に唯物論の創造的発展に資しているかを具体的に検証する。 主要目次 第1章 唯物論の「改作」 第2章 マッハ流の「解釈」 第3章 史的唯物論の「改作」 第4章 弁証法的唯物論の「改作」 第5章 エルンスト・カッシーラの関数概念 第6章 唯物論と不可知論 第7章 唯物論と認知科学 第8章 反映論について


環境思想の研究―日本と中国で環境問題を考える― 岩佐茂・劉大椿編
436頁 四六判上製 本体3200円 ISBN4-88352-009-9 →目次詳細 一部内容紹介(10/3/1)

日本版・中国版序文 第1章 環境に対する哲学的反省 第2章 環境問題と自然観 第3章 環境問題と人間の生活・労働 第4章 科学技術,環境と発展 第5章 理念と政策 第6章 回顧と展望。日本や巨大な人口を抱える隣国中国のおかれている,具体的な現実から出発して環境問題を取り上げ,それらを思想レベルから議論する。日・中研究者による共同研究の書。


物質と意識  池田昌昭著  280頁 四六判上製 本体1900円 
ISBN4-88352-016-1 →目次詳細

主要目次 第1章 ヘーゲル著「大論理学」における物質と意識 第2章 ヘーゲル著「小論理学」における物質と意識 第3章 物質と意識 第4章 認識論の原点 第5章 真理反映論と真理合意論 第6章 反映否定論者 第7章 言語の哲学。 唯物論は決して生命力を失っていない。唯物論はこれからも真実を明らかにしていく,ということを主張するためにこの一編を上梓する。


ハチスン, ヒューム, スミスの道徳哲学―合意による徳― 
V. M. ホープ著 奥谷浩一・内田司 訳 348頁 四六判上製 本体1900円 〔品切れ〕
ISBN4-88352-014-5 →目次詳細

目次 第1章 序文――研究の目的 第2章 古典的背景と自然主義の復興 第3章 ハチスン 第4章 ヒューム 第5章 スミス 第6章 ヒュームとスミスを超えて 第7章 道徳的知


自己の水脈 ―ヘーゲル「精神現象学」の方法と経験―  片山善博著 
290頁 四六判上製  本体2000円 ISBN4-88352-058-7 →内容紹介

目次 第I部 〈自己知〉の方法論 第一章 「意識の経験の学」の方法論 第二章 「意識の経験」と「絶対知」第II部 〈自己知〉の経験の歩み 第三章 「自己意識」論の射程 第四章 近代的主体性論の射程 第五章 近代的主体性の意義と限界 第六章 「良心」論の射程 第III部 〈自己知〉とは何か――生と死の弁証法 第七草「生命」論の意味するもの 第八章〈死と再生〉の意味するもの――精神の根拠 補論『現象学』の現代的意義――他者と承認をめぐる一考察


精神の哲学者 ヘーゲル 岩佐茂・島崎隆編著  四六判上製 320頁 本体2000円
                ISBN4-88352-068-4 2003年 →目次紹介  一部内容紹介(10/2/9)

目次 序章 ヘーゲルにおける《精神の哲学》の構想(島崎隆)第I章 ヘーゲルにおける《精神》の概念とその意義(島崎隆)第II章「人倫における悲劇」から「市民社会」の誕生(佐山圭司)第III章 《精神》の条件(小屋敷琢己)第IV章 魂(Seele)から精神(Geist)へ(大河内泰樹)第V章 個々人は普遍的意志を担いうるか?(神山伸弘)第VI章「自然の無力」から精神へ(稲生勝) 第VII章 ヘーゲル哲学における制作と享受の弁証法(兵藤佐貴玖)第VIII章 「自由」を原理とする歴史哲学の射程(三崎和志) 第IX章 他なるものをめぐって(片山善博)第X章 誤解されたヘーゲル(岩佐茂)


反映と創造 池田昌昭著 四六判上製 356頁 本体2500円
ISBN4-88352-082-X 2004年 →目次詳細

目次 第I部 反映と創造 第1章 唯物論と観念論 第2章 反映と創造 第3章 意識の発生源 第4章 意識と労働 第5章 注意意識または, 問題意識 第6章 記憶と創造 第7章 物質から意識発生へ 第II部 弁証法的唯物論と反映否定論 第1章 唯物論にたいする「折衷論」――中村行秀氏批判 第2章 唯物論の悪しき「改作」――渡辺憲正氏批判 第3章 反映否定論者――尾関周二氏批判 第4章 中島英司氏の「生態学的アプローチ知覚論」批判 第5章 知覚中心主義者――種村完司氏批判 第6章 養老孟司著『唯脳論』批判 第7章 エックルスの「心脳二元論」批判 第8章 ポパーの反映否定論批判 第9章 ギブソンの「生態学的視覚論」批判 第10章 反映否定論者バークレー批判 第11章 ジョン・ロックと反映論 第12章 生命体と物質代謝 第III部 人間の生き方 策1章 反映と創造の弁証法 第2章 意識と言語 第3章 人間のこころと社会 第4章 唯物論から見た美の問題