自然科学2

1. 2. 3.

小学校環境教育実践試論―子どもを行動主体に育てるために― 
大森 享(東京・墨田区立小梅小学校教諭)著 A5判並製 180頁 本体1600円
ISBN4-88352-090-0 2004年 →詳細目次

本書では,ネイチャーゲーム,ゴミ拾い,池づくり,自然観察,稲づくり,産業廃棄物問題を学ぶ等,多様な実践が環境教育として報告されている。それら多様な実践相互の関連を位置付け,小学校環境教育実践の発展方向を見出す。
目次 第1章 小学校環境教育実践創造の視角 第2章  子どもをどう観るか――実践的子ども観 第3章  行動知を学ぶ 第4章  小学校環境教育実践試論―― 子どもを行動主体に育てるために――


教育基本法と科学教育 日本科学者会議「教育基本法と科学教育研究委員会」編 
A5判上製 184頁 本体1700円   ISBN4-88352-083-8 2004年 →詳細目次 
主要目次/序 教育基本法と科学教育をめぐって(岩田好宏) 第1章 教育基本法成立と科学教育構想(中田康彦) 第2章 敗戦直後の科学教育政策と教育基本法(三石初雄) 第3章 民主的精神と科学的精神をめざして(島崎隆) 第4章 教育基本法「改正」論議と科学教育(中田康彦) 第5章 教育基本法と自然科学教育(生源寺孝浩) 第6章 教育基本法と小学校環境教育実践(大森 享) 第7章 教材編成の基本を教育基本法からを考える(岩田好宏) あとがき 日本科学者会議「教育基本法と科学教育研究委員会」(岩田好宏) 

CDMによる環境改善と温暖化抑制― 中国山西省を事例として― →詳細目次  
張 興 和(東北大学)著  A5判上製 240頁 本体2600円 ISBN4-88352-096-X 2005年

ロシアの批准がほぼ確定し,「京都議定書」 の発効用件が整い,2005年前半頃には発効する見通しになった。最大の温室効果ガス発生国アメリカへの働きかけという大きな課題は残っているものの,いよいよ世界は温暖化防止に向けて動き出す。各国の削減努力,排出権取引やCDM(クリーン開発メカニズム),JI(共同実施)の動きも活発化するだろう。本書はそのうちのCDMについて述べたものである。
主要目次/第 1 章 地球温暖化とその原因 第 2 章 京都議定書とクリーン開発メカニズム 第 3 章 山西省の大気環境汚染 第 4 章 山西省の省エネルギー潜在力 第 5 章 CDM導入による安泰集団CDQの増設 終章 本書のまとめ


江戸科学史話 →詳細目次 
中村 邦光(日本大学名誉教授)著  46判上製 192頁 本体1200円 ISBN4-88352-133-3 2007年

第1部 序 話 1話 江戸時代における科学の歴史の研究手法 2話 江戸時代の日本における「人口」の変遷 3話 江戸時代における「小判の改鋳と品位」の変遷 4話 享保改革における江戸の町の「上水道」廃止の事情 第2部 江戸時代の日本における近代科学の萌芽と挫折 1話 江戸時代における「浮力の原理」と「密度・比重」の概念 2話 江戸時代における「和算」の成立と「円周率」の値 3話 江戸時代における「てこの原理」と「モーメント」の概念 第3部 従来の日本科学史上における誤解の事例 1話 江戸の禁書‥一七〜一八世紀の漢訳西洋科学書の場合 2話 一八〜一九世紀物理学と蘭学の間‥「蘭学」の評価とその変遷 第4部 江戸から明治への過渡期における科学史上の出来事の事例 1話 日本における「火・熱」の概念の変遷 2話 一九世紀末の東日本における「養蚕地域」の農民の特性と「和算」文化 3話 日本における西欧近代科学の受容と「訳語」選定


世界科学史話 中村 邦光(日本大学名誉教授)著 日本図書館協会選定図書
46判並製 160頁 本体1200円 ISBN4-88352-139-5 →詳細目次

第1部 序話 1話 古代中国における<自然>思想 2話 「科学」と「技術」の関係と相違 3話 「科学」へのいざない 第2部 近代科学の源流 I:西方の源流 1話 古代ギリシャの科学(BC.7―BC.1世紀頃) 2話 古代ローマの科学(AD.1―AD.4世紀頃) 3話 中世の科学(AD.4―14世紀頃) 第3部 近代科学の源流II:東方の源流 1話 古代中国・インドの科学(BC.7―AD.8世紀頃)
2話 アラビアの科学(AD.8―13世紀頃) 3話 日本の科学(AD.17―19世紀頃) 第4部 科学革命 1話 科学革命前夜(AD.13―16世紀頃) 2話 科学革命期(AD.17世紀)の科学 3話 産業革命期(AD.18―19世紀)の科学と技術 第5部 第2次科学革命 1話 科学の基本法則の転換(20世紀前半) 2話 巨大科学とその「副作用」(20世紀後半) おわりに(総括)


大学生概論――0<無限大<1――   折 原 勝 男(山形大学工学部客員教授)著
A5判並製164頁 1300円 ISBN978-4-88352-130-2 2007年 →詳細目次.etc. 立読みのページnew!

本書は教育論でも学び論でもない。この十数年来,試行錯誤してきたことの実録書である。本書は,1
勉学に対してハードルが高いと思い込んでいる大学生,2 その気はあるが(問題を解くという受験勉強の方法がこべりついて)大学での勉学方法がわからず,燃焼しきれない学生 3 事情があり目標が決まっておらずに,うつろな日をすごしている学生,4 部活やサークル,バイトと勉学を両立せんと,超多忙な学生,皆さんが日々の復習,予習に(すーっと入り込める)自己調節術。さらに知らぬ間に勉学に(のめり込んでしまう)術を提供する。加えて,5 やる気のすでにある学生が学会発表,発表賞,論文賞受賞までを含めた,大きく伸びる勉学の展開術を(筆者の研究室の実績に基づいて)紹介する。図版約150点!!


技術者のための起業マニュアル 平 野 真(高知工科大学)著 →詳細目次
―プロジェクト提案からベンチャー企画まで―   A5判並製 296頁 本体2600円
ISBN4-88352-098-6 2005年

現在の日本ではMOT(Management of Technology 技術経営)教育の必要性が叫ばれています。しかし,巷に出回っている技術経営やMOT関連の解説書や教科書は,必ずしも初学者(技術者)にとって読み易くないものも多く,実務に終われる技術者がわずかな時間を利用して一読し,すぐ実行に移せるようなものは少ないように思います。米国でのMBA(Management of Business Administration 経営学修士)教育はきわめて現実的・実用的に,プラグマテイズムに根ざして行われていますが,こうした教育手法の良い面を取り入れた実用的なテキストがあれば,と本書の執筆を志しました。(「はじめに」より)目次/序章 技術開発から事業化(提案)までのフロー 第1章 技術提案 (エンジニアの視点) 第2章 市場調査(マーケターの視点) 第3章 製品化課題調査(製造担当者の視点) 第4章 ビジネス・モデル提案(アナリストの視点) 第5章 ビジネス戦略立案(戦略家の視点) 第6章 利益予測(財務担当者の視点) 第7章 ビジネス・プラン(事業提案)