経済学 etc.17

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持続性あるまちづくり 小川雅人編著(福井県立大学教授)著
A5判上製300頁 2800円 →詳細目次 

(主要目次)序 章 持続性あるまちづくりの視点(小川雅人)第1章 農村における女性起業活動と地域活性化(芹沢利幸)第2章 地方都市におけるまちづくり構想の課題(神洋治)第3章 循環型社会をつくりあげる社会起業家の地域商業支援(吉田健太郎)第4章 エネルギー政策の転換とまちづくり(井上武史)第5章 公益組織主体のまちづくり(今村善信)第6章 商店街活動のリーダーと組織づくり(大熊省三)第7章 公共交通とまちづくり(浅沼美忠)第8章 地域力を生かした観光まちづくり(江川誠一)第9章 まちづくりと公共政策(臼木智昭)第10章 個店連携による地域商業活性化の可能性(藤原卓也,斎藤芳典)終 章 持続的まちづくりには何が必要か(小川雅人)


<論究 >K.マルクス著F.エンゲルス編
『資本論━経済学の批判』(全3部)━━その理論的・体系的未完成の解明とその完成のために━━ A5判上製216頁 2400円  →詳細目次

(前篇):K・マルクス著、F・エンゲルス編『資本論―経済学の批判』(全3部)の理論的・体系的未完成の解明第1章 現行『資本論』第3部第6篇(地代論)の理論的・体系的未完成 第2章 現行『資本論』の「競争論」(第3部第2篇第10章)の問題性 第3章 謎の“第2部第4章(編)”第4章 「形態論」と「過程論」の論理について 第5章 「労働力の商品化」について 第6章 “資本の内的核心構造の分析”としての『資本論』の生成について(後篇):K・マルクスの原手稿・『資本論―経済学の批判』(全4部)と“経済学の編(プ)別(ラ)構想(ーン)”の完成のために:試論 第1章 「商品形態論」と「商品交換過程論」について 第2章 「労働力の購買と販売」について 第3章 「領有法則の転回」と「労賃形態」について 第4章 あるべき“第2部第3編「資本の全過程」”について 第5章 『資本論』の“国民経済的枠組み”について 第6章 「特別利潤の地代への転形」について 第7章 現行『資本論』の最終篇・第3部第7篇と“IV)国家”への上向について<結説>:人間・自然・社会・歴史の新しい眞の時代のために!(あとがき)


大 友 伸 一(経済学博士〔東北大学〕、宮城学院大学非常勤講師)著
恐慌論研究から証明される資本主義の終焉―― 労働価値原則の消滅と最期の恐慌(競争の実観)――
A5判上製648頁 本体3800円  →詳細目次

……「貨幣資本の過多」について理論的には十分なほどに展開されてはいるはずなのであるが,しかし現今の市場原理主義や,その内実と言うべき金融依存的資本主義の専横・跋扈の現状を見ていると,どうしても言い足りなかったという思いを抑えることが出来ない。すなわち,金融偏重へと傾斜する現代資本主義の動きは,労働価値原則の観点からはきわめて異常で奇異なものであり,本質的に意味なきものである。ゆえに,このさいそれを完膚無きまで叩き潰しておく必要があると思う。(本書「はじめに」より)
守健二編著(東北大学〕、
恐慌論の論点と分析 A5判上製284頁 本体3200円  →詳細内容 

この本は次の点を特色とする。1 主要な学派を網羅し1989年以降の新展開を重視する。2 国際的に発信・比較可能な解説を追求する。3 可能な限り各章ごとに現状分析のサーベイも加える。第1章 再生産論と恐慌論:到達点と課題(谷村 智輝・同志社大学)第2章 均衡蓄積軌道・固定資本の補填・資本の絶対的過剰生産――富塚恐慌論の主要論点――(守 健二)第3章 宇野恐慌論の展開(江原 慶・東京大学大学院)第5章 置塩恐慌論概説(熊澤 大輔・立命館大学)第6章 信用論・信用恐慌論の研究潮流(吉村 信之・信州大学)第7章 ポストケインズ派マクロ理論と恐慌論(大野 隆・立命館大学)


目黒 雄司(北海道新聞論説委員)著

論説委員『資本論』を学ぶ――田中菊次先生との対話と手紙―― A5判並製160頁 本体1700円   →詳細内容

序 文 第1章 現行「資本論」とは何か 第1節 ソ連崩壊と田中経済学 第2節「哲学の貧困」の問題性 第3節 『資本論』のプルードン批判 第4節〈論集〉をめぐって(I)―― 価値と価格の背離 第5節 〈論集〉をめぐって(II)――交換過程論の諸問題 第6節 〈論集〉をめぐって(III)――「形態論」と「過程論」 第7節 『資本論』の理論的骨格構造 第2章 「資本論」の完成のために 第1節  新著の構想 第2節 田中経済学の「プラン」 第3節 〈論究〉に向けて 第4節 〈論究〉の理論的内容(I) 第5節 〈論究〉の理論的内容(II) 第6節 〈論究〉の理論的内容(III) 第3章 「田中経済学」と現代 第1節 今,なぜ「資本論」なのか 第2節 『資本論』の「達成と未成」 第3節 方法について
吉 本 惣 一(横浜国立大学)著

蘇る『社会分業論』――デュルケームの「経済学」 A5判上製200頁 本体2000円   
→詳細内容

目 次 序 第一部 デュルケーム社会学の経済的領域 第一章 社会分業論の構造 第二章 デュルケームと経済――経済学批判から社会経済学へ―― 第三章 デュルケームの「社会経済学」 補論 デュルケーム「社会経済学」の経済思想史的位置 第二部 デュルケーム社会理諭のミクロ・アプローチ:ゲーム論による現代社会制度分析 第四章 デュルケーム社会理論における制度変化 第五章 デュルケーム社会理論のゲーム論的解釈
小川 雅人(千葉商科大学)編著
商店街機能とまちづくり――地域社会の持続ある発展に向けて――
-A5判並製335頁 本体2400円 →詳細内容

目 次 序章 商店街機能と地域商業活性化 第1章 商店街の経済的機能と社会的機能 第2章 商店街の内部組織の突出と外部組織の連携(小川)第3章 商店街組織と外部組織連携事例 第4章  地域商業に求められる社会性と経済性 第5章 商店街活性化組織の経営戦略 第6章 商店街における小型専門店のあり方 第7章 クラスター化による地域資源を活用したまちづくり 第8章 地方都市における産業ネットワークとまちづくり 第9章 商店街活性化における商店街と自治体の役割について 第10章 商店街活動におけるリーダーシップとマネジメント 第11章 商店街の自己組織化の要としてのリーダーの役割 終章 今日の商店街とまちづくり政策の限界と方向