経済学 etc.18

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小川 雅人(千葉商科大学)編著

中小企業の経営と診断―― 持続ある社会活動の経営支援に向けて ―
A5判並製292頁 本体2200円 →内容詳細

(主要目次)序章 経営と診断の視点(小川) 第1章 中小企業の存在意義と優良性に関する議論(福田・関東学院大学) 第2章 中小企業診断士に求められる企業診断に向けて(菊池・東洋大学) 第3章 経営者論と経営理念(古望・桜美林大学非常勤講師,中小企業診断士) 第4章 中小企業における経営戦略(三浦・神奈川県庁,中小企業診断士)第5章 中小卸売業の業態化戦略(池田・桜美林大学,千葉商科大学非常勤講師,中小企業診断士)第6章 中小企業の物流戦略(青木・千葉商科大学非常勤講師,中小企業診断士)第7章 事業継承 後継者 (柳澤・中小企業診断士) 第8章 中小企業の財務,資金調達戦略(栗原・銀行員,中小企業診断士) 第9章 中小企業の人事 ・ 労務戦略(多賀・中小企業診断士) 第10章 中小企業のマーケティング戦略(大熊・関西学院大学) 第11章 情報戦略(平本・IT企業経営)第12章 中小製造業の生産管理 (山田・嘉悦大学)おわりに (小川)


富澤 修身(大阪市立大学)著

都市型中小アパレル企業の過去・現在・未来
――商都大阪の問屋ともの作り A5判並製260頁 本体2400円 →内容詳細

第1章 戦前期大阪の繊維関連問屋卸商について 第2章 大阪の中小羅紗製品・紳士既製服企業史 第3章 ワンダラーブラウス 第4章 戦後大阪の中小繊維アパレル企業変遷史 第5章 戦後における衣服縫製業の変遷 第6章 大阪の繊維ファッション業界の構造とイノベーション指向度 終章 アパレル産業からファッション産業へ


相澤 與一(福島大学名誉教授)著
社会保障のルネッサンス――医療と介護の民主的な包括的社会化
A5 判並製66 頁 本体900 円
 →内容詳細

……いまや国民大衆の生活も現行の社会保障制度も充分にゆきづまっており,基本的な考え方=パラダイムと政策体系の抜本的な変革をも検討して,社会保障を発展させなければならないのではなかろうか。しかし,現行制度によって圧倒的に支配されている我々にとって社会の考え方までただちに変革することは無理であろうから,目前の改革課題を確認し,それでも解決困難な課題をも予想し,より大きな変革課題をその先の課題とするのが適切であろう。つまり改革と変革の探求である。本書は,このように社会保障関係の概念と原理・原則にもさかのぼりつつ,当面する改革と変革の課題をたずね,社会保障運動の役割にも迫ろうとするものである(本書「序章」より)。
(主要目次) 第1章 従来の「自立・自助」補足的な社会保障とその概念の意義と限界 第2章 社会保障(医療・介護保障)の理論と制度の発展 第3章 医療と介護のルネッサンス


土井 日出夫(横浜国立大学教授)著
価値論の再建――第三次産業論構築のために――
A5 判上製232 頁 本体2400 円 →内容詳細

 現在,日本のほとんどの大学の経済学部からマルクス経済学の経済原論が消えたこと一つをとってみても,マルクス経済学は危機に瀕しているといってよい。もちろん,その原因として,ソ連の崩壊とグローバルな市場経済化があることは否定できないが,筆者にして言わせてもらえば,より内在的な要因が存在する。それは価値論の崩壊である。……本書は,商品論から地代論に至る全8章からなるが,各章のはじめに,1拙論の要点,2「基礎」としてのマルクス,3「補強」の論理,4 現代数学からの援用の4点を,あらかじめ掲げることとした。筆者としては,本書を手に取って下さった方には,まずこの序文と各章の扉を眺めていただくことを望みたい(本書「序章」より)


有江大介(横浜国立大学名誉教授)著
反・経済学入門:経済学は生き残れるか――経済思想史からの警告――
A5判並製272頁 本体1500円 →内容詳細

 (主要目次) 序 論 経済学とはどういう学問でなぜ信用されていないのか 第I部 社会科学のキーワード――経済・社会を読み解く言葉の成り立ちと内容―― 第1章 労 働  第2章 社会科学のキーワード――経済・社会を読み解く言葉の成り立ちと内容――  第3章 正 義  第4章 権 利――権利は経済学で語れるか?――    第5章 所 有――「これは俺のものだ」はどこまで通用するのか――  第6章 幸 福 第7章 グローバリゼーション  第8章 お 金――暗号通貨とモバイル・ペイメントは何をもたらすか――第II部 「科学という枠組み」――社会科学のための科学――  第1章 科学とは 第2章 プラトンとアリストテレス 第3章 科学的探求の手続きと「反証可能性」 第4章 経済はどこまで科学か第III部  翻訳学問・輸入学問――日本の社会科学にどこまで独自性が?――


荒川 繁(北海道教育大学釧路校)著
第一インターナショナルとマルクス主義
A5 判上製520 頁 本体4500 円 →内容詳細

マルクスの第一インターナショナルでの活動を,その中で発展させられてきたマルクスの理論と結合して,体系的に整理する。マルクスの理論は,当時の労働運動・社会運動の中で,その実践に基づいて展開されてきたものである
(主要目次)序 文 第1章 マルクスによるイギリス労働組合主義批判 第2章 1868年のヴリュッセル大会と1869 年のバーゼル大会 第3章 1871 年のロンドン協議会 第4章 国際労働者協会と組織構成 ――総評議会と各国組織を中心に―― 第5章 1872 年のハ−グ大会――資本制的蓄積の歴史的傾向――  第6章 マルクスの教育論